こんにちは、BeatMaster作者の安田陽です。
先日アツ〜イ本を買いましたので、こちらでもご紹介したいと思います。

ベースプレイヤーであり、数々のスーパーアーティストを世に送り出してきた佐久間正英さんによる「直伝指導! 実力派プレイヤーへの指標」という本です。
まずは目次。
1.プロとアマの演奏面の違いとは?
2.個人練習で注意すべき点
3.バンド練習のポイント
4.ライヴで必要とされる要素
5.レコーディングで求められる演奏
6.機材面&メインテナンス法
7.これからのプロ・ミュージシャンのあり方
Special Program 対談企画
・佐久間正英×JIRO(GLAY)、
・佐久間正英×TAKUYA(元JUDY AND MARY)
ということで、私が個人的にオッと思った箇所をピックアップしてご紹介したいと思います。
なぜ、プロの世界でハイ・テクニックが絶対的な指標にならないのか?
プロの演奏力の招待のひとつが、ごくわずかな時間をコントロールする能力
プロの音楽の聴き方と、プレイへの役立て方
なぜ練習が必要なのか、考えてみよう
イメージ・トレーニングの利点
これからは、最初から世界を目指すべき
本気なら、いきなり海外で生活する方法もある
いかがでしょう? それぞれの答えはぜひこの本を買ってご自分で確認して頂きたいのですが、プロを目指すミュージシャンのみなさんはたぶん、というかぜひ、早めに見て、知っておいたほうが良い内容だと思います。
なぜかというと、この本には、メンタル的な部分でのアドバイスがふんだんに書かれているからです。プロミュージシャンを目指すというのは言うまでもなく非常にチャレンジングな人生の歩み方だと思いますが、恐らく、この本に書かれているようなアドバイス、つまり、さまざまなシーンにおけるプロミュージシャンという立場でのモノの考え方についてのアドバイスは、よっぽど近くに親しい(かつ熟練の)プロの先輩とかがいないと、なかなか的確なものをもらえないと思います。
そういう意味で、ベーシストとして、またプロデューサーとして音楽シーンの最前線にいる佐久間正英さんの考え方を知ることができるというのは、本当にすばらしいといいますか、純粋に大変ありがたいことだと思います。プロを目指しているアマチュアミュージシャンのみなさん、この本はそういう意味でも本当にお勧めです。ぜひ自分で買って読んでみてください。